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ピエール・ルメートルの「悲しみのイレーヌ」を読み終える※ネタバレあり※ [本]

その女アレックスの刑事たち、史上最悪の犯罪計画に挑む!

帯に書かれているけれども、その女アレックスより過去の事件で、その女アレックスを読んでいるとカミーユ・ヴェルーヴェンの妻についてそれとなく記載されているので、結果はどうなるのかわかっているから、つらく悲しい。登場人物の刑事も、この人いなかったから、きっと何かあるんだなと想像できてしまうけれども、それらがあっても、その女アレックス、死のドレスを花婿にと同様に、短い区切りとテンポ良いスピード感は爽快。

ネタバレあり。


悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)


ミステリー小説の殺人シーンを完全に模倣する事件が発生。
過去の未解決事件を調べ直すと同様の事件がでてくる。

捜査に行き詰まったカミーユは、雑誌の広告にメッセージを載せる。
それを犯人が見ると見越して。

そして、犯人から手紙が届く。
カミーユに共感するような手紙。

しかし、一向に容疑者が浮かんでこない。
容疑者筆頭の古本販売店主を絞り上げるがどうやら違う。

そんな時、カミーユの妻で身重のイレーヌが何者かに連れ去れれる。
次の事件は、妊婦が登場する小説。

過去の犯罪と小説を照らしていったとき、ひとつの小説が浮かび上がってくる。
その作家の名前をフランス語にすると、新聞社の記者の名前になる。

カミーユの部下で浪費家のマレヴァルが事件の内部情報を売っていた相手。
その男の部屋に行くと、小説が置かれている。

小説を模倣した殺人事件が行われていく小説。
この事件のノンフィクション小説。

そして最後の事件は、過去に彼が書いた小説「影の殺人者」
殺人の舞台は倉庫。

カミーユは母親のアトリエだと判断。
彼がアトリエに到着すると、腹を裂かれたイレーヌの遺体、取り出された子供の遺体。

犯人から手紙が届く。

終わり



カミーユがイレーヌと子供の遺体を発見した場面でエピローグの犯人からの手紙。
彼の感情について描かれていなくて引き込まれる。彼は逃走する彼を撃ち、下半身不随にされたと手紙に記載されてはいる。



その女アレックス (文春文庫)
その女アレックス (文春文庫)

死のドレスを花婿に (文春文庫)
死のドレスを花婿に (文春文庫)



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