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雫井脩介の「検察側の罪人」を読み終える※ネタバレあり※ [本]


検察側の罪人

検察側の罪人

  • 作者: 雫井 脩介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: 単行本



検察の捜査ミステリー
警察ではなくて、検察ってのが良いところついてる感じ。
起訴するのは警察ではなくて検察だから。

ネタバレあり


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警察が証拠をでっちあげても、検察がそれを不審に思えば起訴されない。
起訴するのは検察だから、検察が証拠をねつ造しちゃえば起訴できてしまうし、逆に検察が目をつぶれば起訴されない。

この小説ではベテラン検察官が、学生時代の寮母の娘の殺人事件に関与したと思われたが起訴されなかった男に対して、証拠をでっちあげて起訴する話。

そのために、真犯人と連絡を取り、犯行に使用した凶器を手に入れ、真犯人を拳銃で殺して別荘地に埋めることまでしちゃう。
青年検察官は、犯人ではないと確信を持っているけれども、上司の命令で搾り上げる。
正義とは何かに疑問を持ち、精神的に追い詰められ、検察をやめてしまう。

真犯人の遺体が見つかり、捜査が進む。
そして、ベテラン検事は逮捕される。

犯人にでっちあげられた男は無罪を勝ち取る。
青年検察官はベテラン検察官の弁護士をやりたいと申し出る。


後味があまりよくなかった。
証拠ねつ造してはいけないし、やってない事をやったと認めさせる罵詈雑言の嵐も読んでいてつらい。
無罪となり正義は通されたんだけれども、その男が下衆。
無罪釈放されて、おっぱい触りたい的な発言だったり、過去に逃げ切った強姦殺人。そんなやつは無罪でも罪着せてしまっていいんじゃないのって思わせる作家の策略にはまってしまう。

それに、検察側が意図的に罪人をしたてあげられる現実がある。
検察側の罪人が捕まらず、検察官だった青年が正義とはなんだ?と苦悩する展開でもよかったんじゃないかと思う。

そっちのほうが、タイトルに合致していると思う。

大河ドラマの影響で、青年検察官は岡田准一。
上司検察官を柴田恭平。
青年検察官の事務官の沙穂を南沢奈央で読んでた。

それ以外の人物はぼんやりのなんとなくイメージ。




雫井秀介はこれ以上の小説がなかなかでてこない。








沢尻エリカの「別に・・・」の印象が強烈だけれども小説は素晴らしい





これも良い話

つばさものがたり (角川文庫)

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  • 作者: 雫井 脩介
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: 文庫



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